お花がちって実がうれて

happyokan.exblog.jp
ブログトップ

プロの作品か、アマチュアの作品か。

陶芸を始めたのは16年前。
色々と疲れ果てていた時期でとにかく当時の私は何も考えずただ黙々と手作業をしたかった。知人を通して紹介された1人の作家に一から手ほどきを受けた。
基本的なことはある程度わかり、よくある教室での「手びねり」だけはできるようになった。
いつかはろくろを引けるようになりたいとろくろを専門に学び、紆余曲折しながら16年。でも本業がある私は時間的にも技術的にも趣味の域から出ることはできない。
北海道は本来、伝統工芸品というものはなく、あえて言うならアイヌのアツシ織りが伝統工芸品として認められているくらいだ。だから陶芸に関しても非常に伸びやかで決まりのない自由な作品作りができる土壌でもある。
そんなわけで数年、陶芸をかじった人程度でも○○窯といえば「もう私プロで〜す。」と言ってしまえる。正直、小学校のPTAサークルで作られる工作のような作品でも値段をつけて売ってしまう人も大勢いて見ているこちらの方が恥ずかしくなる。
厳しいことを言うようだけれどそういう風潮は良いようにも見えるけれど決して技術の向上には繋がらないと思う。フリーマーケットやクラフトフェアなどで楽しむ分にはいいけれど本当にお金をいただける作品(プロ)か、各々が吟味すべきだ。
最近も身近なところで余りにも稚拙な作品に値札をつけて馴染みの店に持って行き、置いて欲しいと頼んでいる人がいた。店としては馴染みの客なので断りづらく、預かったが、店の雰囲気にも合わず困っているとのことだった。
そういうことを数多く見ているので私は頼まれない限り、値段はつけない。友人も先生と呼ばれても良いほどの技術を持っているが、あくまでも趣味と言い切っている。ギャラリーの方から頼まれれば楽しみに展示する程度だ。

今日はこんな話を書こうと思ったわけじゃなかった(笑)
カフェでのバイトを始めて一番気がかりなのは陶芸のことだった。今までは土曜日、貸し工房へ行って1日作陶していた。日曜日の午前中は教会へ行きたい。ん〜〜。
1日こもるのではなく、3、4時間でもいいから工房へ行くようにすること、小さい作品は家でも作ること。今はこんなふうに考えて続けていこうと思う。
ということで午後2時近くに工房へ。知人が来ていて「作品がたまらないから窯入れが難しい。」と話すと一緒に入れてあげると言ってくれた。ありがたい、ありがたい。何しろ窯が大きくてプロ仕様なのだ。
早速、来月の酸化焼成に向けて釉薬掛けの準備に入った。と言っても手板3枚程。5時半で終了してあとは次回に回すこととした。日曜はみんな早く帰るんだね。残ったのは私、1人だった。土曜日だと夜11時までやっていく人もいるので私が最後なんて久しぶり。
これからも拙い作品だけれど差し上げて喜んでもらえたら幸せ…。
f0371906_22132900.jpg
ろくろは全部で10台。作業台8台の恵まれた環境。
f0371906_22140341.jpg
f0371906_22143020.jpg
まだ釉薬を決めていなかった。とりあえず、素焼きに撥水剤を塗って。
一つ一つ生活も楽しみも整えられていく。
今夜も感謝しておやすみなさい。







[PR]
by peace-in-god | 2016-09-18 23:20 | 工房から